茂森津軽ネプタ愛好会

 茂森津軽ネプタ愛好会は発足から2016年に50周年を迎えました。
この間、愛好会を支えてくれている町内の方々、近隣町会の方々、
又茂森ファンの皆様に感謝申し上げます。


 愛好会が出来てから半世紀になりますがその前はねぷた好き
(ねぷたバカ)の若人が集い出陣していました。
愛好会は前身の茂森町のネプタ(1722年(享保7年)津軽5代藩主信寿の時代)から296年継承してきました。

その時代時代の若人がねぷたを作り、山車を作り、集まって酒を呑みホラ話をし実行する。
自分達が楽しみ見ている人達も楽しませる。ねぷた本体は木から鉄筋へ、
照明はろうそくから電球そして蛍光灯へと時代と共にモノは変わっていくが
その心意気は今も変わっていない。


 台風で川が氾濫しねぷたが水没したり、放火に逢い火事になったときもある。
そんな時も会員が団結し出陣した。
ねぷたへの思いが強い団体である。


今では恒例となっている初日の地元消防団「茂組」(もぐみ:西第一分団)の方々の先導、5日目には大人も子供も思い思いの仮装や化粧での運行、6日目には駅前コース終盤(大町付近)でネプタ本体の「開き」の牡丹をその場で切り取り、沿道の方々へプレゼント、運行期間中はねぷたカレンダーやねぷたペーパークラフトを配布するなどファンサービスと弘前ねぷた振興へは余念が無い。


 ねぷた運行に参加している会員、綱を引く子供達の元気な掛け声、心に轟く太鼓の響き、哀調しのばせる笛の音、妙に気合の入っているご婦人達、みんなが楽しい顔をして出陣する。
毎年「勢い」のある茂森のねぷたバカ達。
それが見ている人達が楽しいのではないかと思い又杯を交わしている。
それが茂森津軽ネプタ愛好会だ。



                                   

茂森津軽ネプタ愛好会
会長 高橋 亮司
 

会長挨拶

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